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WindowsからCentOSをVNCでリモート操作

GUI育ちの僕としては、WindowsからCentOSをコマンドだけで操作するのは、限界を感じます。
できるなら、マウス、キーボードでCentOSを操作したいものです。

しかも、ディスプレイが1台しかない為、ディスプレイ切り替え器を使って、2台のマシンを1台のディスプレイで共有しています。CentOSの画面を見ながら、Windowsで操作などできませんし、何かと面倒です。キーボードとマウスも個別にありますし・・・。2つのキーボードってはっきり言って邪魔ですよね・・。

ということで、VNCを使ってWindowsからGUIによるリモート操作を実現したいと思います。

実現したいイメージはこんな感じです。
WS000021.jpg

-図1.WindowsからCentOSをVNCでリモート操作実現イメージ-

1.CentOSにVNCを設定する

CentOSではVNCサーバがあらかじめ入っています。ただし、起動状態にはなっていません。
メニューの[システム] - [管理] - [サービス]よりサービスの設定画面を起動させます。
サービスの設定

-図2.サービス設定画面-

「バックグラウンドのサービス」タブの項目に”vncserver”があるのでチェックを付けて、開始ボタンを押下します。

2.VNCサーバを起動させる

上記1の作業ではVNCサーバを使える状態にしただけで、VNCによるリモート操作はまだできません。SSHやtelnet等からコマンドで以下のように打ってやります。

# vncserver


そうすると以下のようにパスワード入力を要求されます。このパスワードはWindowsから接続するときに入力するパスワードで、初回のみ要求されます。

You will require a password to access your desktops.

Password:


※"Verify:"パスーワードは確認の為、入力をと2回要求されます。"Verify"と表示されたら1回目に入力したパスワードを入力すればOKです。

VNCサーバが起動すると以下のように表示されます。

New 'localhost.localdomain:1 (root)' desktop is localhost.localdomain:1

Starting applications specified in /root/.vnc/xstartup
Log file is /root/.vnc/localhost.localdomain:1.log



CentOS等のLinuxでは複数のユーザがVNCでログインできるように番号が振られます。上記表示でlocaldomain:1と表示されているので1番という番号が振られています。Windowsからログインする場合にこの番号を使うので、メモしておきます。

3.CentOSファイアウォールのポート設定

CentOSでファイアウォールを有効にしている場合は、VNCで通信するポートの設定を有効にしてやる必要があります。ファイアウォールを無効にしてる場合は、4へ進んでください。
メニューから[システム] - [管理] - [セキュリティレベルとファイヤーウォールの設定]を選択し、セキュリティレベルの設定画面を開きます。

セキュリティレベルの設定

-図3.セキュリティレベルの設定-

その他のポートにVNCのポート番号を追加してやります。
VNCのポート番号ですが、5900番代が割り当てられます。今回の場合、VNCサーバは1番という番号で起動しているので、この場合5901がポート番号になります。複数ユーザを対応させるには、少々面倒ですが、図3のように設定してやればOKです。

4.Windows側のクライントVNCを用意する

以下からダウンロードできます。特に設定は必要なく、ダウンロードしてVNC Viewerを起動すればOKです。
窓の杜 - VNC

5.クライアントVNCでログインしてみる。

Windows上でVNCビューアを起動させます。VNCビューアのserverにはCentOSマシンのIPアドレスと、「:」を付けて先程のサーバ番号を付加してやります。

×××.×××.×××.×××:1


※「×」の部分はIPアドレス

VNCクライアントログイン

-図4.VNCビューアログイン-

次にパスワード入力すればCentOSの画面が・・・(図5参照)

VNC初期ログイン

-図5.VNC初期起動-

図5の通り、デフォルトのままでVNCを使うと、CentOSでログインした画面とは異なる画面が表示されます。さすがに、これではGUI操作とは言いがたいです。


6.VNCサーバでGNOMEを起動させる

CentOSでログインしたときのような(図1のようにGUIの)画面にするには、VNCサーバの設定を編集してやる必要があります。
設定を編集する前に、先程起動させたVNCサーバを以下のコマンドで停止させておきます。

vncserver -kill :1



設定を編集するファイルですが、CentOSのユーザーのホームディレクトリにある./vnc/xstartupをテキストエディタで開きます。※隠しファイルなので、デフォルトでは表示されていません。

ルート権限の場合は、以下のパスです。

/root/.vnc/xstartup



テキストエディタで開くと、以下のようになっています。

#!/bin/sh

# Uncomment the following two lines for normal desktop:
# unset SESSION_MANAGER
# exec /etc/X11/xinit/xinitrc

[ -x /etc/vnc/xstartup ] && exec /etc/vnc/xstartup
[ -r $HOME/.Xresources ] && xrdb $HOME/.Xresources
xsetroot -solid grey
vncconfig -iconic &
xterm -geometry 80x24+10+10 -ls -title "$VNCDESKTOP Desktop" &
twm &


これを下記このように書き換えます。twmを「#」でコメントアウトして、exec gnome-sessionを追加します。

#!/bin/sh

# Uncomment the following two lines for normal desktop:
# unset SESSION_MANAGER
# exec /etc/X11/xinit/xinitrc

[ -x /etc/vnc/xstartup ] && exec /etc/vnc/xstartup
[ -r $HOME/.Xresources ] && xrdb $HOME/.Xresources
xsetroot -solid grey
vncconfig -iconic &
xterm -geometry 80x24+10+10 -ls -title "$VNCDESKTOP Desktop" &
#twm &
exec gnome-session


再度、上記2と5の手順でVNCを起動させ、ログインすると図1のようなグラフィカルな画面が表示されます。

テーマ : UNIX/Linux
ジャンル : コンピュータ

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プロフィール

白鯖

Author:白鯖
安い寄せ集めの部品で構築し、CentOS5をインストールしました。主に、Webサーバ、アプリケーションサーバとして運用中。ハードの知識はあまり無いプログラマですが、全部自前で作るのは、手間はかかるけど、レン鯖より面白いです。

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